仕事から帰って家のドアを開けると、いつもより空気が生ぬるい気がした。はて、昼間の日射しだけでこんなに室内ってあったまるもんかな?

とりあえずリビングに入ってカーテンを閉める。テーブルに収まっているはずの椅子が2つ、乱れているのを直す。掃除機をかけた時に引き出して、そのままにしちゃってたかも。

隣の部屋に通じるドアも開けっ放しだったので、閉める。

お腹がすいていたのでそのままキッチンへ。昨日作ったミートソースの残りを食べようと、レンジで温める。フライパンが空っぽになったので流しへ。水をためて浸け置きする。ふと乾いた食器を置いてある方に目をやると、使った覚えのないどんぶりが洗って置いてある。

ここで、帰宅してからの違和感が全て一つに繋がった!間違いない、私のいない間に弟が来ていた。

昨年まで弟と2人で住んでいたので彼も鍵を持っており、たまーに用があるとやってきて、適当に時間をつぶして帰っていく。今日もその訪問の日だったようだ。

よく見ると、食べた覚えのないサラダやインスタントラーメンのゴミが捨ててあるし、お風呂場には使用済みバスタオルが置いてあるし、靴下も脱ぎっぱなしになっている(これはどうしろというんだ)。

ここまで物的証拠が完璧に揃っていると、不法侵入者ではないと安心できる。ただ唯一引っかかっているのは、テーブルの上に日記帳を置きっぱなしにしていたこと。読まれたかなぁ。恥ずかしいわ。読んでても読んでなくても「読んでない」と言うだろうから、読まれてても読まれてなくても、読まれたと思っておこう。ここ最近の私の心理が弟に筒抜けになってしまった。まぁいいか。忘れよう。

広告を非表示にする