ブルーボトル

母を待っている。待つのが平気な私の性格を知っている母は、平気で私を待たせる。平気だからいいんだけど。

f:id:natsukitunes:20180209175318j:plain飲みかけのラテをぼーっと見下ろす。静止してると思ったら、細かい泡がシワ……シワシワシワ……と少しずつ隣の泡とつながって、表面全体が生きてるみたいに蠢いてる。たまにポワッ……と破裂する。

私がもしこの液体になったら、と想像する。私の眼差しが、この液体の眼差し、つまり泡と一体になって、私は丸ごと液体になる、みたいなことを想像する。無生物にはなれないか、とも思うけど、本当に生きてるみたいだから、なれるかもしれない。

とか考えてるうちに、泡がある程度まで大きくなって、表面の動きも止まった。死んだ……。
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こういう最期は想像してなかったな。