今日は仕事を休んで寝ていたら、咳がおさまってきた。たまにゴホッとなっても、痰がちゃんと出る。ホッとする。

昨日の夜は本当にひどかった。肋骨にひびが入るのではと不安になった。いつ激痛がきてもおかしくなかった。普段の30%くらいしか息が吸えなかった。何度か呼吸を繰り返していると乾いた咳が出て再び肺&肋骨に負担が。どれだけ咳をせずにいられるか選手権、みたいだった。

よく「笑いすぎて腹筋が鍛えられた」とか言うけど、あれは嘘。でも咳のしすぎで腹筋が鍛えられるのは本当。今朝お腹の辺りを触ってみたら、明らかに数日前までなかった筋肉がついていた。しかも激しい筋肉痛。体を起こそうとすると痛む。

苦しかったけど、良い思い出になった。

前回のインフルエンザの時は下痢と吐き気が酷くてつらい思いをしたけど、今回は咳。忘れない。インフルエンザ怖い。



療養中の暇つぶしといえばYouTube

定期的に観ては、その度に涙が出てしまう動画がある。スーザン・ボイルがオーディション番組で「夢やぶれて」を歌うやつ。

https://youtu.be/RfzAAATAyCA

これはもはや立派なショートフィルム。緊張感漂う控え室でモグモグ食事しながら待機するマイペースなスーザン(起)→これまで日の当たらなかった生い立ちや人となりを想像させる自己紹介と、それを馬鹿にして鼻で笑う審査員と観客(承)→彼女が歌い始めた瞬間、会場に稲妻が走る(転)→「3つのイエス」をもらって全身で喜びを表現し、退場するスーザン(結)といったところか。

「夢やぶれて」という選曲も最高で、もしこれが審査員に全く評価されなくて「ハイさようなら」だったとしても、そこまで含めて「夢やぶれて」がちゃんと演出してくれるんだよね。実際は見事に評価されて、「これまでは夢やぶれてたけど、ついに叶いました!」という解釈ができる。

ボサボサ髪の47歳で「キスもまだなの」と言いつつも、自己肯定感の高さを伺わせる陽気さが素敵だし、子どものように喜ぶ姿にも素直に共感できる。

彼女が愛される理由があるとしたら、卑屈になったり背伸びしたりしないで、ありのままの自分を見て!と堂々としてるところだろうな。って勝手に愛されキャラにしてるけど。

合格したいとか有名になりたいとかじゃなく、「大観衆の前で歌いたい」「観客を沸かせてみたい」という動機もいいんだなー。


正直、この物語の続きにはさほど興味がない。このオーディションがあまりに完璧なので、その後の動画を観てもそこまでの感動はない。

自分の人生マジつまらんなーと思いがちだけど、一生に10分でも強烈な物語になる時間があればそれでいいのかもしれない。