『動物になって生きてみた』

チャールズ・フォスターが『動物になって生きてみた』の中で序盤に書いていたことがずっと頭に残っている。「キツネと並んで草原に寝ころんで、そこに風が吹いたとして、人間である私は(あぁ清々しくて気持ちいいなぁ)とか思うけど、キツネは多分そんなことは思わない。でも同じ風を感じている」みたいなこと。私がずっと考え続けていることのエッセンスは、ここに簡単な言葉で凝縮されている。「環世界」の話もつながってくる。

私、キツネ、草原、風、はそれぞれどのように存在しているのか。


霊を信じてる人とやり取りする時も、同じ構造が浮かび上がる。私とあなたは何を見ているのか。霊は存在するのかしないのか。

「霊が怖い」と言って聞かない人には絶望的に伝わらない考え方があるんだよな。


そういうことについて、これまで色々な思想家や哲学者たちがすごい本を書いてきた歴史があって、それを読めばヒントは書いてあるのかもしれないけど、答えは書いてないんじゃないか。答えは何十年に1回か更新されてってるような。その時代の「答え」に近づいてる人たちは確かにいるみたいだけど、いきなり解答を読んでも分かるものじゃないんだろう。でも同時に、幼い頃からすでに知っていることのような気もする。



私はとにかく人が好き。軸がぶれそうになったら、とりあえず「人」と「コミュニケーション」に戻ってこようと思っている。