物語はその日のうちに

人間が人間として自然に生きることを考えています

自分がどこまで分かっていて何を分かっていないのか探るための試し書き

 瞬間的に全細胞が入れ替わってしまうほどの刺激や衝撃というのは、外からの力よりも内からの力がほんの少しでも勝った時に起こると思う。内からの力が弱い時に、いくら外から力を加えても無駄な気がする。少なくとも私の身体ではそう。

 生命とは、動きである。最大限にその動き(変化)が大きくなるのは、内からの力と外からの力が拮抗している静的な状態の中で、ほんの刹那、内からの力がわずかでも大きくなった瞬間だと思う。両方の力が拮抗していると、気づかないうちに内と外が入れ替わったりすることもあるだろう。そうやって矢印がごちゃごちゃ行ったり来たりしていると、ある時、内からの力が外からの力を上回る。そこで初めて、そこまで溜め込まれていた(拮抗状態で行き場のなかった)エネルギーが「動き」に使われる。そういうイメージ。

 この「内からの力」というのが、AIにはまだまだ出せないということじゃないかな。

 

 「内」と「外」をさらに解像度上げて考えて書き起こそうとしたら頭が痛くなってきたので、今日はここまで。